青山白雲 10.10.18熱海市くろ798.4m 
月曜、晴
<コース>熱海駅→玄岳ハイクコース入口→玄岳→氷池→玄岳ハイクコース入口→熱海駅
玄岳
 
   ↓岩戸山
岩戸山  熱海駅に8:42降りたち、ひばりヶ丘行バスに乗り、玄岳ハイクコース入口で下車、9:30には出発。

 急な坂道の両側に建つ住宅の中を約1km登ると、浄水場の先にある中村建設で舗装は終わり山道となる。

 左は竹林、右はヒノキ林で、竹の軋み音の中歩くうちやがて雑木林になる。ノコンギク、モミジハグマ、アキノキリンソウ、マツカゼソウ、ガンクビソウの花々。

 10:30熱海新道を陸橋で渡ると、土は赤っぽくなってくる。11:10ポカッと一箇所北東の展望が開けた芝地があり、眼下に熱海市街と相模灘が一望され、北には岩戸山734.3mが高い。

   ↓高原より玄岳
高原より玄岳  これより平らな玄岳高原に出ると、初めてこんもりした玄岳山頂が仰がれた。

 高原にはヤマラッキョウ、リンドウ、ソバナ、ノアザミなど秋の草花が咲く。マツムシソウは紫だがここのは白に近く、丈も短い。

 11:20分岐より山頂へ。笹薮を掻き分けて11:30着いた玄岳山頂は、風があるのに景色はもやっていて富士も見えない。

 かろうじて割りとはっきり見える標高の低い沼津アルプスをカメラに収め、風も強いので早々下山。分岐に戻ると風も無く、ここで昼食にした。

   ↓リンドウ
リンドウ  これよりの下りではリュウノウギク、ワレモコウ、センブリ、ナギナタコウジュなどが見られた。

 伊豆スカイライン手前に展望台があり、氷池が望まれる。スカイラインをトンネルで抜け、有料道路を少し北上すると池への道がある。指導標は無い。

 小さな池だが落ち着いた雰囲気は好もしい。ヒミズの死骸を見た。ススキやノアザミの咲き競う静かな草地で小憩。

 戻って料金所脇より熱海新道を下って行く。ボタンズルがまだふさふさの前の実の状態で道脇に見られた。

   ↓氷池
氷池  やがて登ってきた時の陸橋が見えて来て、少し手前より登山道へ。中村建設前で時間調整、14:40のバスに乗る。

<コースタイム>9:30→14:35 歩行4:25 休止:50
<歩いた距離>山道7.5km 車道2.5km 合計10km
<使用地図>地理院2.5万網代 昭文社8万伊豆
<掛かった費用>バス320×2

 竹林の軋む音せし山路に秘やかに咲く松風草は

 山仰ぐ明るく開けし草原の松虫草に蜂は止れり

 笹薮を掻き分け出でし山頂は風強く吹き富士も隠れぬ

 玄岳の下りたる先氷池静寂の中芒揺れおり       10.10.18  

 

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