青山白雲 
12.10.21下田市下田富士191m→高根山343.3m
日曜、晴

高根山

<コース>下田駅→下田富士→旧下田街道→高根山→蓮台寺駅
   ↓下田富士入口
下田富士  下田に南方から見ると形良い小山があり下田富士と称される。これと武山→寝姿山→高根山と計画したが、武山と寝姿山の鞍部への登り口は無くパス、旧下田街道の峠より高根山へと向かった。

 下田駅で金目鯛弁当を買い、136号線を西に、交差点先で右奥に鳥居が見えここより始まる。西本郷にあり本郷富士というらしい。石段を登ると下社がありこれより山道となる。

 約30分で上社、明るい雰囲気の小社でお賽銭をあげ参拝。ここまでに寝姿山〜武山と下に下田市街が、そして南方広闊な地点では若者も登って来て、展望を共に喜んだ。ウバメガシが群落だ。

   ↓寝姿山〜武山
寝姿山〜武山  駅へ戻り今度は135号線を東へ、稲生沢川を渡り左二本目の旧下田街道を緩く登って行く。江戸時代の旧道は国道のもっと先らしい。

 今登った下田富士だが、ここからの眺めはとても富士には見えない。結局上り口は無く、産廃場などを過ぎ約2km歩いて峠に着く。ホトトギス、ツルボなどの花を見た。この先200m下ると寝姿山への舗装路があった。

 峠に戻る。資材置き場のゲート脇を通り、広い砂利道を行くと、広場の手前左に登り口がある。少し荒れた捲き道で、アオキ、ヤブミョウガ、フユイチゴの草木が非常に多い。オリエンテーリング、パーマネントコースのポストを一つ見る。

   ↓ウバメガシ
ウバメガシ  やがて向こうから来た男性と会い、蓮台寺への下山路は荒れているとか。11:15分岐に到達、少し行ってみるが凄そう。時間は充分あるが秋の暮れは早いので先を急ぐ。

 倒木を避けて捲き道は続き、ベンチのある地点より直登となる。傾斜は急でロープはあるが容易ではない。約200mも続いたろうか、疲労困憊の末ようやく山頂の一角に達し、アンテナの林立する地点となる。

 ここで又男性に会い、この先蓮台寺よりの道から登って来たと聞きほっとする。12:00高根山頂着、携帯で家に、2回目で通じたが声は小さい。金目駅弁はあまり旨くなかったがお腹が空いていたので平らげた。

   ↓北の平頂
北の平頂  東に相模灘、遥か下が白浜海岸。西は天城南部のあまり分からない山々。そして北には11.10.26天嶺山に登った時見た山頂水平の山を、反対側より見る。

 12:30出発、この先海上安全の由来のある地蔵尊脇より下山、荒れ気味だが昔からの道と見え丁目石を見る。マメズタが岩にびっしりだ。堰堤2箇所通過して、地図上入沢辺りらしい集落で直ぐ伊豆急の踏切を渡り、稲生沢川との間を歩くと蓮台寺駅に出た。 

   ↓サーフインの見える白浜海岸
白浜海岸 <コースタイム>下田駅<:40>下田富士<2:30>高根山<1:20>蓮台寺駅
<行動時間>歩行4:30 休止:40
<歩いた距離>山道6km 車道4km 計10km
<使用地図>地理院2.5万下田 日地7万伊豆半島
<掛かった費用>伊東〜下田790x2(シルバーパス、半額) 弁当1000 お賽銭10 バス160 計2750
 

  秋の陽を受けつ登りぬ下田富士参道脇に姥目樫立つ

  白浜の海辺見下し相模灘霞みて遥か音無く憩ふ

  蓮台寺山に囲まる町並みを稲生沢川静かに流る   12.10.21

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