青山白雲 
12.11.18伊豆市〜東伊豆町遠笠山1196.5m
日曜、晴、山頂は曇
  <コース>伊東駅→天城高原ゴルフ場→遠笠山→天城高原ゴルフ場→伊東駅 遠笠山

 伊豆市と東伊豆町の境界にある遠笠山は、伊東市内から見上げると、ずんぐりしてげんこつ山の名のある矢筈山816mの後に高く平頂を見せている。

 前日の雨が上がり、晴れとの予報で出掛けたが、天城山系の頂部は終始ガスの中で、展望は得られず、いつか再登頂の羽目とはなった。

 7:55伊東駅よりのシャトルバスは、ほぼ満員の登山者を乗せて出発、横に座った中年男性は川越からというから凄い。大室山は登ったそうだ。

   ↓ゲート
ゲート  矢筈山やその上にあって、かつて泊まった事のある赤帽保養所の話から、彼が社用で赤帽を頼んだ話などするうち、8:50天城高原ゴルフ場着。万三郎岳迄で戻ると言う男性に気をつけてと声をかけ別れる。

 遠笠山は以前は停まったが今は通過。約1.5kmの戻りとなる。ゲート脇より砂利の車道を緩く登って行くと、アンテナ保守工事の車が追い越して行った。

 ガスはますます激しくなる中9:40大きなパラボラアンテナが4基も建つ山頂着。三角点を探し出した後芝地で一服。シカの糞が散乱している。

   ↓ガスの山頂付近
ガスの山頂付近  家に電話して11:15の次のバス時刻を確かめる。15:10だ。それ迄に晴れたらと思ったからだが、あまりにも時間がありすぎ間が持たない。

 下山。アセビやイヌツゲの大木が多い。落葉したマユミが赤い実を一杯付けていた。ブナやヒメシャラの多い中、下部がシカによると思われる、表皮が剥がされ痛々しい。帰りのバスの中からも1頭目撃した。

 10:50ゴルフ場に戻り、11;15のに一人乗る。途中のホテルなどで人は結構一杯になった。

   ↓ブナ、ヒメシャラ
ブナ、ヒメシャラ <コースタイム>ゴルフ場<:15>ゲート<:50>遠笠山<:30>ゲート<:20>ゴルフ場
<行動時間>歩行2:15 休止:45
<歩いた距離>車道7km
<使用地図>地理院2.5万天城山 日地7万伊豆半島
<掛かった費用>シャトルバス500×2

<追記>1。遠笠山はスコリア丘とも言われ、伊豆東部火山群の一つ。スコリアは岩滓とも言い、軽石より黒いもの。以上Wikipediaより。路肩の崩れて露出した所で見られたが、富士山に比べかなり赤い。
2。車ならゲート付近にスペースあり。

 

  湧き上がる狭霧ひんやり頬掠め我登り行く静けさの中

  路傍にて秋菊闌れ霧の沸く山は音無く我を迎へり   12.11.18

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