↓比波預天神社のホルトノキ
バイパスを北上すると直ぐ終わり、狭くなって山へと登るが、右カーブ手前左に三本の道が分かれており、その一番北に入ると直ぐ急な細道が登っている。
突き当たりが比波預(ひはよ)天神社で、平安時代からの式内社という、小さいながら格式の高い神社がある。
境内左にあるホルトノキ:別名、茂樫(もがし)。県の天然記念物で、幹周り6.9m、樹高24m。(現地の看板では18mとなっていた)幹周りでは日本一とか。下部に空洞があった。
ホルトノキは巨木の上位10位以内の半数以上が県内、特に伊豆半島に多いそう。同じ宇佐美の熊野神社にも大きなのがある。八幡神社のは短く主幹位で穴を塞ぐセメンが痛々しい。
ホルトノキは南関東沿岸、千葉県以西の本州から台湾、中国南部、インドシナに分布、常緑樹だが、いつも緑葉のなかに紅葉した古葉を混じえているので、神聖視され神社境内に大木が多い。