↓大島 　14.10頃より体調が落ち、パタッと山などの探訪が途絶えている。暖冬が寒波となったが、今日は少し暖かく風も無いとの予報で出掛けた。 　ポットホールは甌穴とも書き、波に浸食された空洞で、これは割とあるのだが、その中に入っていた石が波により揉まれることにより、まん丸になって在るというのは珍しいようだ。 ここ伊東でも大室山579.6mが出来た時、海岸へと流れた溶岩や、柱状節理の断崖が続く中に存在する。

　伊東駅から海洋公園行のバスで約40分。蓮着寺口の次、ルネッサ城ケ崎下車、右に入ると直ぐ人道巾に右折、広い別荘地の道を南下する。緑豊かに手入れされた良い雰囲気だが、廃墟もあり、定住もありと言ったところだ。巨大なクスノキが幾つも聳え、自生と思はれる。

↓かんのんの浜 　約20分でいがいが根駐車場へ、トイレもある。ここより山道を約5分、自然研究路のいがいが根に出ると、溶岩帯の彼方に大島が大きい。 ここは一度歩いたが、上下が多く結構応えた。でも海浜植物も多く良いコースだ。 　北へ数百メートルでかんのんの浜標柱があり、丸い歩きにくい石に乗りながら、マツの生えた小高い地点に登る。ポットホールが足下に見え望遠で撮った。伊東市の天然記念物で、直径70cm。 　他にも出来掛けのそれらしいのが二つ見えたが詳細は判らない。迂回して近付く道もあるらしいが非常に危険で素人は止めた方がよかろう。 　 　↓ポットホール 　伊豆はジオパーク登録を目指しているのだが、これなど格好の対象に入る。しかし現状では立入りが危険で、現地には一切案内は無い。 　＜バス＞伊東駅〜ルネッサ城ケ崎　840円。行き11:15　帰り14:23　伊豆高原駅からのタクシー往復も可。 　＜使用地図＞地理院2.5万、天城山 　波しぶき寄せる甌穴目の下に遠く大島霞て見ゆる　 　 　16.01.27 前へ　 　上へ　 　目次へ　 　青山白雲へ 　リンクへ